興味があると、少し?勉強してしまうことがあり、今回は「防災コーディネーター」の資格を取得しました。

東京都では、女性の防災コーディネーターを増やそうという企画があり、オンラインのビデオ講習を受け、その後、テストに合格し、オンラインミーティングにも参加した私です。

都内各地からの参加者がいて、貴重な意見もたくさん聞くことができました。

その後、たまたま調べた調査によると、防災コーディネーター自体が、あまり認知度も低いせいか?

川区は8人しか取得した人がいないことに驚きです!

2022年のクリスマス寒波とか・・・これも自然災害のひとつですよね?

あなたは、どうしますか?

この記事では、なにかのお役に立てればと、好奇心旺盛なライターブログからの発信です。

まずは備えること(自助)です。

自分自身の心と体の健康が何より大事です。

自身を大切にできない人は、きっと他の人も大切にできないでしょう。

消防団員の頃〜

少し前に、消防団に入っていました。

いざ、火事が起こり、参集命令が出たのです。

急いで、防火服に着替え、重い安全靴で走って行きました。

到着しそうな、その時、分団長から「走らない!!」と怒鳴られてしまい、反省です。

そう言えば、以前も注意されたことがありました。

もし、現場に行く途中や作業中に、怪我などしたら、他の人にも迷惑をかけることになると・・・

すっかり、そのことを忘れていたことを思い出しました。

交通事故・怪我をした人を発見した時!

例えば、交通事故を見かけたとします。

交通量のとても多い道路です。あなたはどうしますか?

人命救助は大切です。でも、周りも確認する必要があります。

急に飛び出してしまうと、あなたが、他の車にひかれてしまうかもしれませんよね?

以前、赤十字の講習を受けた時に、「周囲確認良し!」「出血なし!」というセリフもあり少し驚いたことを覚えています。

さすがに、「出血なし」は、今は言ってないと思いますが・・・?

でも、けが人は感染病の疑いもあります。

止血圧迫のさいは、決して、素手でやってはいけません。自分の身を守るためにも、ビニール袋や、あればゴム手袋など素手で触れないことが第一です。

消防団のときは、必ずゴム手袋など持ち歩いていました。

画像引用元:赤十字

大雪による車が立ち往生・・・

雪で立ち往生し、一酸化炭素中毒で、亡くなってしまった痛ましいニュースを聞きました。

雪が積もり、排気ガスが外へでなくなったのが原因です。

こまめに雪かきをするようにと、言ってましたが、短時間の大雪では身動きとるのも

大変かと・・・思います。

一酸化炭素が社内に充満してから、15分〜30分ほどでめまいや吐き気など、体の不調が起こると聞きました。大変です!

外は寒いし、エンジンを切ると、暖房も切れることになります。

しかし、命を守りましょう。助けを呼びましょう。

スコップを乗せておくように、立ち往生したときを想定して、保存食や水・紙パンツもあると良いです。

因みに雪が積もると、「消防団員」は雪かきをするのですが、それは「消火栓」をすぐに使えるようにするためですが、都心は「消火栓」の位置が移動したり、何より、雪かきは南国育ちの私は苦手です。

誰かがやらなければいけない仕事です・・・!

参考画像:消火栓マンホール

お話は変わりますが・・

バスガイド時代〜

昔々、バスガイドの時、雪道を通りそうなルートの場合は、ポットを2本積み込みました。

1本は熱湯で、1本は水です。

途中、バスにチェーンを掛けなければいけなくなった時に、私たちバスガイドは、バケツにちょうど良い湯加減のお湯を用意して、凍えてしまった運転手さんに温かいタオルを渡すためです。

その後は、運転手さんが着ていた合羽が、汚れているのできれいにする作業をしました。

手がかじかんでしまうと、ハンドルが握れなくなりますから・・・

参考画像元:第1・2章】WILLER EXPRESSの雪山研修特集!チェーン装着訓練の様子をレポート | ウィラコレ!

眠気や気分転換にと、バスに乗り込むと、運転手さんの右手側に、飴やガムを置く習慣もありました。運転手さんによって、好みを覚えておく必要もあります。

雪のせいで、停電になったというニュース!

昨夜、雪が電線に積もり、石川県能登地方で停電が起きているというニュースを見ました。

能登の冬はとても寒いです。

仕事でも何度か行きましたが、お客様が有名旅館に宿泊するツアーでも、乗務員が同じ宿泊施設を利用できるとは限りません。大抵は、(ほぼ)そばの民宿か?従業員部屋などさまざまです。

昔、運転手さんの白い手袋を洗濯して、干していたときのこと。

その日、使った手袋は、バスガイドがお風呂場などで洗っていました。

「いいよ!やらなくて・・・」と言ってくださる運転手さんもいましたけど。

運転手さんによっては、軍手のほうが良いという方もいて、すると、なかなか乾きません。

民宿のストーブの上で、乾かしていたら、いつの間にか、軍手が落っこちてしまったようで

慌てて消しましたが、手袋に穴が開いてしまったのは、言うまでもありません。

画像引用元:奈良交通女性運転手

そんな最中、運転手さんが朝風呂から帰って来て、「なんか焼けた匂いがするけど、今朝は何の魚だろう?」という声が聞こえました。

漫画だと私は青筋が縦に入っている状態かと思います。

画像イメージ:真っ青な顔

なかなか言い出せず、朝乗り組む時に、ワケを話すと

「あの匂いって自分の手袋の焼けた匂いだったの?」と驚きと同時に、ちと怒りが・・・

でも本当に優しい運転手さんだったので

「やけどしなくて、良かったよ」と言ってくれました。

画像イメージ:ホット一安心

お話が少しそれてしまいましたが、能登の民宿で宿泊した時も、コタツに足を入れたまま放射線状にお布団が敷かれていました。そうでもしないと、寒くて眠れないんだとか?

夜も水が凍らないように、水道の蛇口から水が少しずつ出ている音が聞こえ、なかなか眠れなかったことも思い出しました。

私は南国育ちなので、初体験です。

とても、雪国では暮らせそうもないなあと実感させられました。

ですから、能登の停電もとても心配です。

参考画像:雪の多い田舎

そこで共助です!

まさしく、ともに助けるという意味ですが、これがなかなか難しい昨今です。

田舎なら隣近所や誰々さんの息子さん?など家族構成まで、知り尽くしているところですが,

都会はそうはいきません。隣や同じマンションでもどちら様?状態です。

町内会で火災を消したことがあります。

町内会に入っていれば、少なくても年に1.2度は顔を合わせるかもしれませんが、今どき世帯はなかなか町内会などに入っていません。

そうなると、消防訓練などにも参加してもらえず、いざ!という時に助け合うこともなかなか困難です。

町内会でも、熱心に夜回りなどしている町内会が近くにあります。そこの町内会で、夜回りを終えてすぐに、近所で火災が起きたと、大騒ぎになりました。

もちろん、消防車にも連絡をしましたが、品川区は各町内会ごとに、ミニポンプを備えています。

日頃から訓練している、その町内会では、消防車が来る前に、消化活動を始めることが出来ました。

もちろん、中には消防団員もいましたが、正しくミニポンプを使うことのできる技術は、日頃からの訓練でしか、学ぶことができませんから、大事です。

あなたは、消化器の使いかたをご存知ですか?

ピノキオなんて、言われ方もします。

ぴ・・・消化器のピンを抜く

の・・・ノズルを火の元に向ける

き・・・距離をとる。

お・・・押す

画像引用元:東京消防庁

消化器訓練・よくある失敗談

*訓練の時に一番多いのが、火に近づく前に、ピンを抜き、ノズルを持ってまでは良いのですが、ずっと握りしめて=押し続けていて、いざ火のそばに着く頃には、何も出ないという状態です。

訓練では、中に水が入っていますので、水がずっと出ていることにも気が付かない方が多いです。

普段、触り慣れていない消化器ですから、緊張しての行動だとは思いますが、街のそこかしこに設置している消化器ですから、たまに消化器を覗いて、思い出してください。

*消化器にも期限がありますから、新しくなるたびに機能も良くなっていますよ!

バケツリレーのコツ!

「共助」で、バケツリレーの訓練をしたことがありますが、バケツリレーは2列が好ましいと教わりました。

火元に向かって水をかける場合1列だと火元に背中を向けることになるからです。風向きによって、火が向かってくるかもしれません。

2列だと手前の人が火元を確認しながら、バケツを渡すことができるからです。バケツを渡すことばかりに夢中になっていた私は「周りをちゃんと見ることも大事!」と当時の分団長に教わりました

イメージ画像:バケツリレーは2列で訓練しましょう!

雪のせいで、動けなくなった車に、食べ物を運んだりして、ご近所の方も「共助」になりますよね?

同じ体勢でいると、エコノミークラス症候群になるので、こまめに水分をとることも必要ですし、かかとの上げ下ろし運動やふくらはぎを軽くもんで、下半身の血流を良くすることも必要になります。

血流が悪くなるので、できれば禁煙を心がけましょう。

公共機関による支えになることが「公助」

ここで、具合がわるくなったりした時に駆けつける「救助隊員」の方や様子を見にくる役所の方々が「公助」です。

行政機関による救出救助などになります。

国が呼びかけているのは、「自助」→「共助」→「公助」それぞれが、災害対応力を高め連携することが重要です。

自分の住んでいる地域や、働いている地域でどのような被害が想定されているのかを把握しておくことが大切になります。

まとめ

今後30年以内に、南関東で直下型地震が発生する確率は70%と言われています。

都内で一番被害が大きい都心南部直下地震では、震度6強以上の範囲が区部の約6割を占め、消失棟数を含む建物被害が約20万棟・死者が約6千人・の被害が想定されています。

消し止められない火災は600件以上とも言われていますので、最小限、自助=自分の身は自分で守る!を遂行しましょう。

防災コーディネーターとして、まだまだ勉強をしなければ!と思った次第です。